エアブラシアーティストになるまで~サーフィン編~

①2015年3月 片頭痛を発症
②2015年11月 サーフィンを始める
③2017年5月 エアブラシを始める
④2017年9月 退職→RAINBOW AIRBRUSHとして活動開始
エアブラシアーティストとして活動を始めるまでの2年半についてのお話の第2弾。
今回は②のサーフィンについてです。


小中学生のときに水泳ををやっていた私は、
ずっとマリンスポーツに興味がありました。
SUP(Stand Up Paddle)を少しやっていたのですが、
海辺をドライブ中にサーフィンしているのを見かけて、
やっぱりサーフィンをやってみたい!
と思ってしまい、でも年齢も年齢だし(当時37歳)きっと無理だろうから、
どうせ諦めるならやってから諦めようと体験レッスンを申し込みました。
その体験レッスンをしっかりと楽しんでしまい、
諦めるはずが一瞬でサーフィンの虜になってしまいました。

1ヶ月ほど、レンタカーにレンタルボードを積んで海へ通ったのち、
より海に通いやすいところへ引っ越し、マイカーも購入しました。
ポイントが近くなった分職場は遠くなりましたが、
遠距離通勤がさほど苦にならないぐらいサーフィンに夢中でした。

サーフィンは自然と真正面から向き合うスポーツです。
海は見るのと入るのとでは大違いです。
自然を前に人間は無力だということを思い知らされます。
人間がコントロールすることのできない風や波と仲良くするのがサーフィンだとすれば、
仲良くするコツは決して逆らわないことだと思います。
こうしてサーフィンを通じて自然と対峙しているうちに、
職場での悩みやストレスがとてもちっぽけなものに思えてきました。
いかに狭い世界で窮屈に生きているのかということに気づいたのです。

また、サーファーはチャラい印象を持たれがちですが(私も始めるまではそう思っていました)、
早寝早起きでストイックで、仲間思いで環境問題への関心も高い。
実際のサーファーはそんな人が多いです。
そして仕事もサーフィンも一生懸命!
これは、当然のように休みの日も持ち帰りの仕事をしていた私にとっては新鮮でした。
仕事以外の趣味にもこんなに全力投球していいんだと知りました。

初冬の朝の海

サーフィンを始めたことで、自分は本当はどういう生き方がしたいのか、
考えるようになりました。
会社組織の中でやりがいと評価を追求することで幸せになれると思ってきたけど、
そういう生き方が自分には合っていないから片頭痛を発症したのではないか。
―自分は本当は何がしたいのか。

ハードルが高くてなかなか挑戦できずにいたサーフィンに挑戦してみたら、
一気に世界が広がりました。
この成功体験に後押しされるように、
自分に合った生き方や働き方に変えてみるのはどうだろうかと思い始めました。
じゃあ自分に合った生き方や働き方ってどんなものだろう。
これまでもそれを模索してきたつもりだけど、
何か一つ大事な視点が欠けていたような気がする。
―自分は本当は何がしたいのか。

自分でも気づかないうちに蓋をしていた、
自分は本当は何がしたいのか、
ということと向き合うきっかけをくれたのが、
サーフィンでした。


片頭痛を発症しまたサーフィンを始めたことで、
生き方・働き方を見つめ直すようになった私は、
いよいよ退職を意識するようになりました。
次回『エアブラシを始める編』はそのあたりのお話です。